スタッフブログ
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2022.1.17
「完成~お引き渡し」【現場監督が送る 新産工事レポート】No.6
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓・KAB総合住宅展示場の小山大輝です。 前回のレポートから、番外編を挟み間隔が空きました、、、今回は、完成したお住まいの様子をご紹介します! 見どころ1:リビング 広さは18帖です。化粧梁や無垢材の床など、新産の住まいの特徴である木がふんだんに使われています。 「吹抜けがあると寒いですよね?」と聞かれることがよくありますが、断熱、気密がしっかりしている住まいでは、吹き抜けがあってもあたたかいです。昼間には、吹抜けの窓からリビングに陽の光が入ります。 見どころ2:階段下ソファ 階段下は、収納やトイレのほかにこういった使い方もできます。右手奥には充電スペースがあり、お施主様はここでくつろいでだり読書をしたりされるようです。落ち着く空間ですね! 見どころ3:階段ニッチ 家族の写真や思い出の小物を飾りたいとのこと。 実は階段を少しのぼった先にもう1つあります。図面だけで見ると仕上がりがどんな雰囲気になるのかわかりにくかったため、現場で大工さんと私、お客様とで立ち会って確認をしました。 お引渡しの日には、現場に関わったスタッフ一同とお客様で、お引き渡しのセレモニーを行いました。お客様と一緒にこれまでの住まいづくりを振り返ったり、私たちからちょっとしたサプライズをしたり、お客様からの御礼もいただいたりと、笑顔あふれる時間でした。 このお客様宅へは、お引き渡し後の今も定期的に点検やご挨拶で訪問しています。これから何十年と続いていく関係性、大事にしていきたいです。 さて、実はこっそりサムネイルとブログタイトルが変更されています。これまで工事部にいた私ですが、このブログを書いている間に営業部への配属が決まりました。次回以降の記事の方向性は模索中ですが、ご覧になる方にとって役立つ内容にしたいと思っております!2022年もよろしくお願いいたします。 ▼前回までの記事はこちらから https://sumai.shinsan.com/blog/?staff=76 KAB総合住宅展示場 小山 大輝
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2021.9.24
番外編「ウッドショックと建築現場」〜元・現場監督が送る新産工事レポート〜
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけています。新産住拓の小山です。実は、工事部から営業部へ異動となり、先月からゆめタウンはません横の「KAB総合住宅展示場」に勤務しています。 最近、ウッドショックという言葉を全国ニュースでも耳にする機会が増えてきました。「聞いたことがある」「知っている」という方もいらっしゃるかもしれません。住宅の材料となる輸入木材の価格が高騰しており、その状況を過去のオイルショック等になぞらえ「ウッドショック」と呼称されています。 ウッドショックが問題になっている理由、お客様にとっての影響は「金額の値上げ」と「工期の遅れ」です。 現場では、一般的に基礎完成後の上棟工事に備えて木材を発注します。ところがこの木材が、ご契約から材料発注時(工事の中では上棟の時期)までの数ヶ月で材料費が倍近くに高騰、最悪仕入れ不可という状況に陥り工期の遅れにもつながる…。そういった事態が起きているところもあるそうです。 現場監督はお預かりした予算に基づいて工事を進めることが仕事ですので、これでは工事を進めることができなくなってしまいます。当初の計画通りに材料が買えない事態が、“急な値上げ”や“工事ストップ”に繋がる、というのが一連の流れです。 もちろん全ての住宅会社が、これに当てはまるわけではありません。 しかし林野庁の発表資料や、日本経済新聞等報道でもこのウッドショックは長期化すると見られています。 一度値上がりした価格が高止まりし、下落の兆候がまだ見られない状態です。今後影響が広がることも予想されていますので、現在住宅をご検討、ご建築中の方は施工会社の対応を確認されることをお勧めします。 初回の記事でも触れましたが、新産住拓は住まいづくりに熊本の木を使用しています。 ウッドショックは住宅業界に多大な影響を与えている最中でありますが、一方ではこれを機に「日本の国産材活用が見直されること」も期待されています。 国産材を活用することは、山を手入れし良好な循環を作り出すことに繋がるため、日本の森林を守ることにも繋がります。 ▼新産住拓の「熊本の木の家」についてはこちらhttps://sumai.shinsan.com/concept/ 新産住拓のウッドショックへの対応は、ぜひ営業、工事スタッフまでお問い合わせください。 KAB総合住宅展示場 小山 大輝
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2021.6.18
【現場監督が送る 新産工事レポート】No.5
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部の小山です。 前回の記事で無事上棟した建物ですが、工事はどれくらい進んだのでしょうか?覗いてみます。 骨組みの状態です。 家が建ってしまうと見えない壁の中は、なかなかイメージできないという方が多いと思いますが、このようなつくりになっているんです。 この段階は、新産の特徴でもある「木の香り」を特に感じるような気がします。 ※木へのこだわりについては、こちらの記事をご覧ください。【現場監督が送る 新産工事レポート】No.1~木へのこだわり~ 次に、壁が作られていきます。ちなみに前の写真と同じアングルで撮影しています。壁がつくと、ガラッと雰囲気が変わりますよね。 こちらは、階段下の様子です。何ができるか分かりますでしょうか? 正解は次回のブログで…! 一方、外回りでは、 第三者機関による検査が行われていました。「外壁下地」の検査で、主に防水についてきちんとした施工ができているかをチェックしていただいています。 新産住拓では、独自の施工基準をクリアすることはもちろん、このように第三者による検査も行っております。 検査は問題なく通りました!いよいよ外壁の工事に突入です。 こちらの建物では、「サイディング」という素材を使用しています。外壁の種類は様々あり、お客様のご希望に合わせてご提案をしていきます。 こちらのサイディングという素材の良いところは、「色や柄が豊富にあること」です。素材によって、メリット・デメリットがありますので、実際にお選びいただく時は、ぜひホームアドバイザーや設計士にご相談ください。 いかがでしたか?建物が上棟すると、日に日に現場の様子が変わっていきます。 もし、ご自宅の建築工事中の方がいらっしゃれば、ぜひお時間のある時に現場に足を運んで、建物が出来上がっていく様子を楽しんでいただけたらと思います! 次回、いよいよ建物が完成です。お見せできる範囲で、“こだわりポイント”等をお届けします。どのような住まいになっているでしょうか!引き続き、お楽しみに! 工事部 小山 大輝
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2021.4.19
【現場監督が送る 新産工事レポート】No.4~上棟~
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部の小山です。 前回は基礎工事の完了までお伝えしました。本日はいよいよ「上棟」です。 上棟とは、基礎の上に柱や梁を建て、屋根をかけるまでの工事のことです。 上棟は大工さんが複数人で行います。普段は各々の担当する現場で作業をしている大工さんたちですが、上棟の日は応援に集まり、みんなで協力しながら作業を進めていきます。 少しずつ家の骨組みが見えてきました。お客様も駆けつけ、工事を見守られています。 夕方には骨組みが完成し、最後にシートをかけて作業終了です。外からは見えづらいですが、屋根もかかっています。 この一連の作業を1日で行う職人さんの腕は凄い!と改めて感じました。 さて、ここまで【 地鎮祭 → 基礎 → 上棟 】とご紹介してきました。 上棟の日は、お客様にとって特別であり、現場の熱気や迫力も段違いですので、ぜひ生の雰囲気を感じていただきたいです! ここまでお読みいただきありがとうございました。上棟した建物の中はどうなっているのか?を次回ご紹介します。お楽しみに! 工事部 小山 大輝
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2021.1.14
【現場監督が送る 新産工事レポート】No.3~基礎工事~
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部の小山です。さて、現場ブログも3回目の更新を迎えました!今回は基礎工事を紹介いたします。地鎮祭から数日後…土を掘り、砕石を敷いてならしています。配筋作業を行ったところです。鉄筋コンクリートの「鉄筋」の部分が見えています。そこに型枠を設けコンクリートを流し…基礎の形になりました!!このあと、しばらく日を置いたら完成です。一般的にイメージされる基礎と見た目は大きく変わりませんが、新産住拓は独自基準を設けており、法律で定められている強度以上となるよう設計しています。“基礎”という文字の通り、住宅の強さを左右する重要な箇所であるためです。近年、住まいづくりで「レジリエンス」という言葉が使われるようになってきました。あまりなじみのない言葉かもしれませんが、聞かれたことはありますでしょうか。「レジリエンス=復元力、強靭さ」等と訳されますが、住宅の場合「地震や台風といった災害への強さ」を指します。新産住拓の住まいには、基礎以外にも多くの安心・安全への工夫がなされています。気になる方はぜひ、こちらのページからご覧ください。ここまでご覧頂きありがとうございました。次回はついに!大工さんが登場する予定です。前々回ご紹介した木材も活躍します。お楽しみに! 工事部 小山 大輝
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2020.11.15
【現場監督が送る 新産工事レポート】No.2~地縄張り・地鎮祭~
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部の小山です。 秋に入り、急に寒くなった感じがします。皆様も、今年は特に風邪やインフルエンザの流行にお気を付けください。 さて、今回は本格的に現場からお送りしたいと思います!これからご紹介するのは既に間取りや内装等の打合せが終わり、着工を控えているお客様宅です。 この日は地縄を張りました。 地縄というのは、“ロープ等を使い実際の建物配置を敷地に落としたもの”です。これをお客様にも現地で見て頂き、「建物のイメージ」「敷地の使い方」を確認します。 地縄張りから数日が経過すると、地鎮祭の日を迎えます。 地鎮祭とは、“建物を建てる前に行う儀式”です。以下の目的で行われます。・その土地の神様に土地を利用する許可を頂く・工事の安全、住む人の繁栄を祈る お客様にとっては、いよいよ工事が始まるという意味でも大きなイベントの1つといえます。 地鎮祭当日の天気は雨。準備をしてくださった方は、雨の中作業を頑張っていただきました。その中で、神主さんからこんな印象に残るお話をいただきました。 「雨というとよくないイメージを持ちがちな私たちですが、あくまでそれは人の都合。雨は天からの恵みでもあり、『雨降って地固まる』という言葉もあるように、俯瞰して見ると縁起の良い日なんですよ。」 私も常日頃天気を気にすることは多いですが、改めて感謝の心を持ち、安全第一に工事が進められるよう祈りました。お施主様も最後まで笑顔で、良い時間を過ごしていただけました。 以上、地鎮祭までをお送りしました。 次回、ついに現場が着工します! どんな住まいが出来上がるか、一緒に追いかけていただけますと幸いです。 弊社HPには施工事例も数多くございます。完成した建物にご興味ある方はぜひ、ご覧になられてください。次は、「建物の基礎工事」について、お届けする予定です! 工事部 小山 大輝
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2020.10.12
【現場監督が送る 新産工事レポート】No.1~木へのこだわり~
熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部、小山と申します。 暑さも少しずつ和らぎ、過ごしやすい季節となってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。熊本の夏を経験するのは久しぶりだったのですが、気温以上に暑さを感じました。まさに火の国。屋外で作業されている作り手の方々に本当に感謝の毎日です。 前回のブログで告知していたように、【新産住拓の木の家はここが違う!】をテーマにお話しします。 今回は、“ある場所”を訪問しています。 “見渡す限り山”という所まで深く入ってきました。ここは人吉球磨にある、新産住拓が家を建てる際に使う木材の生産現場です。 新産住拓の特徴の一つは「熊本の木の家」であることです。家の材料である木材の産地にこだわっています。ここでは、これから家の一部になっていく木を直接自分の目で見ることができます。 機械が、切り出した原木を運び出す道を作っています。もの凄い迫力でした! こちらは、前回の記事でも出てきた写真。多良木町にある新産住拓の「プレカット工場」で撮ったものです。 ここで載せきれない位多種多様な機械が入っており、それらで加工された木材が保管されています。山で切られた木が工場で加工されお客様の元へ届くまで、一般的には数週間と言われるところ新産住拓ではなんと2年の月日をかけます。 木造住宅の魅力として香りや質感、調質効果等、木ならではの特徴がよく挙げられますが、それらの要素が最大限発揮できる木材を出荷する為に、独自の管理を行っています。海外からの輸入木材でなく、熊本の気候風土で育った国産材を使うのも同じ理由からです。 私たち新産住拓の現場で扱う木材、一見普通の木に見えても「実は特別なんだ!」という視点で現場を見ていただくのも面白いと思います! 木材に関するより詳しい説明はこちらにありますので、是非ご覧になってください。 新産の木の違いを感じたくなったら、新産住拓のモデルハウスで体感できます! 以上、今回は人吉球磨地方からお送りしました。 初夏の時期の訪問で緑も濃く、登山が趣味の私は始終ハイテンションでした。食事も美味しかったです。7月の豪雨によって大変な被害を受けましたが、また仕事でも、プライベートでも足を運びたいと思います。 次回は!次こそ!工事の現場からお送りします! 工事部 小山 大輝
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2020.9.18
【現場監督が送る 新産工事レポート】近見モデルレポート No.0~予告編~
はじめまして! 熊本で自然素材を使った注文・新築戸建住宅を手がけております。新産住拓工事部、小山と申します。 数ある住宅会社のHP・ブログ記事の中から、本ブログをご覧になっていただきありがとうございます。 私からは現場目線からの「新産の木の家」について、お送りする予定です。熊本特有の蒸し暑さ、急変する天候、避けられない日焼けと日々戦いながら、様々な情報をお届けできればと思います! 写真は近見にある分譲地です。ここにもこれから家が建っていくことになります! 今回は予告編ということで、「新産の木の家」というブログテーマについて書かせて頂きます。 統計によると、日本の一戸建て住宅は90%以上が木造住宅です。(※総務省によるH30年住宅・土地統計調査より) 木の家を建てるにあたっては、非常に多くの会社、商品という選択肢が存在します。同時にそれは、同じ木の家でも作り手の数だけ特徴や違いがあるという意味でもあります。 住宅に限らずとも、買い物の際に素材やデザイン、性能、グレード、金額など様々な条件を比べ「私の希望に合う商品はどれだろう」「結局AとBはどう違うんだろう」と悩むことは多いと思います。 私もよくあります。 現場ブログといっても様々な形がありますが、本ブログでは工事現場のレポートと併せて【新産住拓の木の家はここが違う!】という点を中心にお伝えしたいと思います。 その中の何か1つでも印象に残ったり、新産住拓に興味を持っていただければ幸いです。 次回記事で使用する写真です。場所は工事現場ではありません!理由は次回のブログにて。 ここまでお読みいただきありがとうございます!完成した家もご覧になりたい方は、ぜひ新産住拓のモデルハウスへお越しください! それでは次回より、現場でのつぶやきも混ぜながらレポートしていきます。お楽しみに!! 工事部 小山大輝
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