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- 自然を活かした設計!「パッシブデザイン」の魅力をご紹介します
こんにちは!
八代店の村田です!
今年も4月に入り、出会いの季節がやってきました。
入学、入社など、皆様の環境にも変化が起きている時期ではないでしょうか。
4月になるとよく思い出すのが、幼少期に過ごした地元近くに咲いていた、小さな公園の桜並木の風景です。
満開になると壮観な景色で、幼かった私には空がピンク色に染まったと感じていました。
その体験からか、今でも桜が私の1番好きな花です。
時代も状況も常々変化していきますが、この気持ちはずっと変わらないだろうなぁと思います。
さて、今回は自然エネルギーをうまく取り入れた家づくり「パッシブデザイン」についてご紹介します!
この言葉を、初めて目にされた方もいらっしゃるかもしれません。
実は私も、その言葉を知ったのは最近です(笑)
今回は、パッシブデザインの説明と、その魅力についてご紹介いたします。
まず、パッシブデザインとは、太陽の光や熱、風などの自然エネルギーをうまく取り入れ、快適で省エネルギーな暮らしを目指す設計手法です。
簡単にまとめると、
自然の力を味方につけることで、四季を通じて心地よい住まいを実現しよう!
という考え方です。

例えば……
- 太陽の光や熱を利用して、室内を明るく暖かくする
- 自然の風を室内外に通し、快適な住環境を整える

そんな設計アイデアを、住まいに組み込んだものです。
次に、パッシブデザインを取り入れる際に“必要こと”をご説明します。
四季のある日本では、季節ごとの太陽や風の特徴を理解して設計に反映することが大切です。
- 夏の暑さを和らげる工夫
夏は太陽の高度が高いため、庇(ひさし)や軒(のき)を利用することで、強い日差しを遮ります。
これにより、建物内部に熱がこもるのを防ぎ、冷房効率を高めることができます。
- 冬の暖かさを引き込む設計
冬は太陽の高度が低いので、窓からしっかりと光を室内に取り込む形に。
太陽の熱をぬくもりとして感じることができ、暖房に頼りきらない暖かい暮らしが叶います。
- 自然の風を住まいに取り入れる
窓の位置や高さを工夫して、家の中に外気を取り入れつつ風通しを良くします。
冷房や扇風機では得られない、自然な涼しさが味わえるのが魅力です。
夏は特に、夜の涼しい風を取り込むことで快適な室内環境を作ることができます。

実際にパッシブデザインを住まいに取り入れると、


- 夏は木陰で涼みながら、明るさと爽やかな風を楽しむような暮らし
- 冬は窓辺でぽかぽかと日向ぼっこをするような、穏やかで温かな住空間
といった、自然と寄り添う日々が実現できます。
また、冷暖房に頼る頻度が減るため、電気代の節約にもつながります。
とはいえ、自然だけに頼りきれるかと言うとそうではなく、
エアコンや暖房も上手に使いながら、無理なく快適に暮らすことがポイントです。
自然エネルギーを取り入れる家づくりには、押さえておくべきポイントもいくつかあります。
- 断熱性能と気密性能が重要
自然の力を活かすには、熱のコントロールをすることが必要不可欠です。
取り込みすぎて暑くなりすぎたり、せっかく取り込んだ熱が逃げたりしないように、適切な断熱・気密性能にする必要があります。 - 地域や土地の特徴を考慮する
地域ごとに気候や地形、さらには土地のまわりの環境(隣接する建物や樹木など)も異なります。
熊本のように暖かく湿度が高い地域では、夏の通風設計や湿気対策がより重要になります。
そのため、土地の特性に合わせた設計をお勧めします。
いかがでしたでしょうか?
パッシブデザインの魅力は、やはり「自然を感じながら暮らせること」にあると思います。
日々の暮らしでエネルギー消費を抑えながら、自然のやさしさを感じられる生活。
そんな住まいは、自然が大好きな方や省エネを大切にしたい方にピッタリだと思います!
新産住拓では、パッシブデザインを取り入れた住まいづくりを提案しています。
熊本の自然素材と地域特性を活かした設計提案で、熊本で快適に過ごせる住まいを追求しています。
展示場では、実際に自然と調和した住まいをご体感いただけます。
熊本で住まいづくりを検討中の方は、ぜひお気軽に足を運んでください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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八代住宅展示場 村田龍星