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- 台湾の暮らし「粽(ちまき)」~台湾から来ました! no.8~
こんにちは!
インターンシップ生の歩です。
今日は台湾の伝統的な祝日【端午節】で欠かせない美食「粽(ちまき)」についてお伝えします。
端午節は日本の端午の節句に似た祝日で、粽はその中心にある料理です。
しかし、日本の細長い粽とは異なり、台湾の粽は笹の葉で包まれた三角形が特徴です。
ちまき
実は、台湾の粽は主に北部系と南部系に分かれています。
どちらも豚肉、卵の黄身、蝦米(干しエビ)、ピーナッツなどが主な材料ですが、最大の違いは調理方法です。
ここでは、それぞれの特徴を紹介します。
北部系の粽
炊き上げたもち米に醤油を加え、炒めた玉ねぎやにんにくと一緒に笹の葉で包み、最後に蒸します。
南部系の粽
生のもち米に醤油とピーナッツを混ぜ、処理済みの具材と一緒に笹の葉で包み、最後にお湯でゆでます。
毎年の端午節には、台湾国内でどちらの粽が美味しいかという論争がメディアで話題になります。
個人的には、北部系の粽は味が濃くて歯ごたえが良く、とても美味しいです。
一方で、南部系の粽は北部系と比べると少し柔らかく、ベタっとした食感があります。
もし台湾にいらっしゃる機会があれば、ぜひ北部系の粽を食べてみてください。
次の端午節は2025年の5月31日です。
5月に入ると、屋台やレストランで粽が食べられるようになります。
その時はぜひ、端午節の風物詩「ドラゴンボートレース」を見ながら、台湾風の粽を楽しんでみてくださいね。
ドラゴンボート
※ドラゴンボートとは…
古代中国で生まれたと言われる、龍の頭がついたカラフルな手漕ぎボートのことです。
20名ほどで息を合わせてボートを漕ぎ、その速さを競います。
日本ではあまり知られていませんが、競技人口は1,000万人を超え、日本国内でも大会が行われています。
年齢や性別、国籍、障害の有無に関係なく一緒に取り組めることや、人力のみでゴールを目指すクリーンなスポーツとして、SDGsの観点からも注目されています。
次回も、引き続き“台湾の文化”についてご紹介します。
また、見ていただけたらうれしいです(^^)
8月には、熊本県内4ヶ所のモデルハウスで「新産住拓 台湾フェア」を行ないました。
モデルハウスにご来場いただいた方に、来場プレゼントとして台湾のお菓子などをご準備していました。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
まだ、モデルハウスをご覧になったことのない方は、ぜひ一度お越しください(^^)/
▼新産住拓のモデルハウス情報はこちらから
https://sumai.shinsan.com/modelhouse/