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2025.1.29

【台湾】「春節(旧正月)」~新入社員ユキ no.2~

こんにちは!ユキです。

 

今回のブログでは、全世界の華人にとって最も大切で伝統的な祝日、「春節(旧正月)」を紹介したいと思います。

 

年越し準備:街が赤く染まる
旧正月の約1ヶ月前から、夜市や大型スーパーはすっかり赤一色になります。
赤い飾り物(しゅんれん)紅包(ほんぱお)が並べられ、町全体が新年の雰囲気に包まれます。

 

人々は、家に飾るお正月飾りや、年賀用の紅包を購入するために賑やかに買い物をしています。
この時期、台湾の街はとても活気に溢れており、旧正月の準備が着々と進んでいきます。

 

 

 

では!早速ですが、我が家の過ごし方をご紹介したいと思います!

 

■除夕(大晦日):祖先や土地の神様を祀り、囲炉裏を囲んで夜を過ごし、年越しをする

除夕の夜は、父方の家族全員が集まり、一緒に「年夜飯(ねんいぇふぁん)」を食べます。
年夜飯では、「毎年余裕がある」「豊かである」という意味を持つ魚料理(年年有余)など、縁起の良い料理が並びます。

 

お互いに「新年快楽(シン・ニエン・クァイ・ラー)」や「恭喜発財(ゴン・シー・ファー・ツァイ)」と言って、良い運を祈ります。
さらに、親戚からは「紅包(ほんぱお)」というお年玉が渡され、これは現金が入っており、幸運や健康を願う意味があります。

 

■初一(元日):祖母の家で縁起がいい食べ物を食べる

元日の朝は、必ず早起きして祖母の家に行きます。
そこで、いろいろな縁起のいい食べ物をいただきます。
例えば、からし菜(長年菜)は「長寿」、大根餅は「好彩頭(良い運)」、そして豆腐干は「出世」を象徴します。
これらの料理を食べながら、新年の始まりを過ごします。

 

 

■初二:母方の実家に帰る

初二は「回娘家」と呼ばれる日です。
この日は母方の実家に行き、親戚と一緒に食事をします。

 

■初三:お寺で健康と平安を祈願する

初三には、お寺にお参りに行き、お花見もします。
さらに、我が家には灯籠を灯す習慣があります。
これは新しい年の始まりに、神様に祈りを捧げて、家族の健康や安全、幸運や繁栄を願う儀式です。

 

■初四と初五:家族との豪華な宴会 - 「バンゾウ」文化

初四と初五は、年に1度、親戚が集まって豪華な食事を囲む大切な日です。

 

特に注目すべきは、「バンゾウ」という台湾の伝統的な宴会スタイルです。
道端や広場にテントを設置し、1つ1つの丸いテーブル(円満)を並べて大皿に盛られた料理を皆で一緒に食べます。

 

台湾で定番のカボチャの種とビスタチオのおつまみも、宴会の最初にテーブルにおいています。
さまざまな豪華な食事の中で特に人気なのが「佛跳壁」です。
この高級料理は、エビのヒゲ、ホタテ貝などの珍しい食材を使い、長時間煮込んで作るスープです。濃厚で豊かな味わいが特徴です。

 

 

 

また、旧暦1月5日は「財神(ざいしん)」がやってくる日とされており、花火や爆竹を打ち上げて財神を迎えます。

 

初五(休み明け)は、通常の生活に戻り始めます。
これは新年の仕事始めを意味し、順調な1年を祈るために、神様にお参りする習慣もあります。

 

以上が、我が家の過ごし方です。
 
 
私のブログを通して、皆さんにもっと台湾のことを知っていただければうれしいです!♪
これからも、たくさんの台湾文化を紹介したいと思っています!
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