スタッフブログ
- 木材生産工場見学ツアーに参加して~台湾から来ました! no.4~
台湾からインターンシップに来ている歩です。
今回は、7月に参加した「バスで人吉・球磨へ!木材生産工場&選べる見学ツアー」についての内容です。
5月に小山さん、植松さん、松永さんが僕の大学に来てくださった時に、新産住拓の木のお話を伺いました。
そのおかげで、木の大切さを学び、新産住拓が木に非常にこだわっていることもわかりました。
この度、お話で聞いていた木の生産工場を見学させていただけることが、とてもうれしくて仕方ありませんでした。
当日は工場長さんのおかげで、多良木工場でたくさんの木の知識を得ることができました。
まず、バスを降りると、目に入ったのは天然乾燥しているたくさんの木材でした。
そして、工場に入ると心地よい木の香りがすぐに漂ってきて、心が落ち着きました。
それは、今まで嗅いだことのある木の香りとは違い、もっと芳醇な香りでした。
工場長さんが、「天然乾燥の木材」と「人工乾燥の木材」の違いを説明してくれました。
1番印象に残っているのは、「食パン実験」です。
食パン実験は、新産住拓で使用している天然乾燥木材と人工乾燥木材、合板をそれぞれ食パンと一緒に容器に入れて、食パンがどのように変化していくのかを観察する実験です。
数か月経ったものを見てみると、新産住拓で使用している天然乾燥木材には全くカビが生えていませんでした。
一方、人工乾燥木材や合板の容器の中の食パンには緑のカビがびっしり生えていました。
天然乾燥木材は、人工乾燥木材とは比べ物にならない「香り」を持ち、「健康・衛生面」も大変優れていると感じました。
他にすごいと感じたことは、ACQ加圧注入加工です。
それは薬剤を木材に塗布するのではなく、大きな釜に木材を入れ、シロアリと腐食を防ぐ薬剤を木材内部に浸透させる方法です。
表面だけでなく内部に浸透させることで、その効果が長持ちします。
改めて新産住拓の木へのこだわりの強さを感じ、こういう木材で建てられた家に住みたいなと感心しました。
この度の見学を通して、天然乾燥木材の素晴らしさと、その重要性について深く学びました。
木造建築において、品質の高い木材を使用することがいかに大切かを理解するとともに、自分自身の仕事に対する意識も高まりました。
新産住拓の社員さんは自社の家に住んでいる人が多く、若い社員の方からも「将来は自分の会社で家を建てたい」という声をよく聞きます。
その理由が、今回の多良木工場見学でわかりました。
次回のツアーは9月に予定されています。
まだ参加されたことのない方は、ぜひ一度ご参加いただくことをおすすめします(^^)
▼新産住拓のイベント情報はこちら
https://sumai.shinsan.com/event/