
注文住宅
用語集
天然乾燥
天然乾燥とは、住宅の材料となる木を、太陽と風の自然エネルギーだけで乾燥させる方法のことです。
お家を建てるための木材は、山や森から伐った後、乾燥をさせなければなりません。
理由は、2つあります。
1つ目は木材の強度を高めるためです。
木は乾燥することで、より硬くなります。そのため曲がりや折れに強くなります。
2つ目は、腐食から守るためです。
水分が多いと、菌が繫殖し腐食も早くなってしまうのです。
木材の乾燥では、多くの住宅メーカーが、工期短縮や効率性向上のため、機械による「人工乾燥」を行っています。
一方で「天然乾燥」は、冒頭にもご説明した通り、太陽と風の自然エネルギーだけで木を乾燥させます。
天然乾燥は1~2年の期間が必要であり、数週間で完了する人工乾燥に比べると時間がかかります。
また、長期間にわたって木材を保管するスペースも必要であり、効率性に劣ることは否めません。
一方で、天然乾燥には以下のようなメリットがあります。
- 自然エネルギーで乾燥させるため、環境にやさしい
- ゆっくりと乾燥が進むため、木の色、つや、かおりを損なわない
- 天然乾燥木材に含まれる香りの成分には、より高いリラックス効果が認められている
木という素材の本来の良さを引き出し、住まいの心地良さを何年経っても保ち続けられることが、天然乾燥の大きなメリットです。
新産住拓では…
天然乾燥を採用しています。
「てまひま」をかけて木の良さを最大限に引き出し、お客様のもとへお届けすることにこだわっています。
新産住拓の天然乾燥へのこだわりはこちらをご覧ください。
「てまひまかけた天然乾燥」
また、時間を掛けて木材を仕上げる新産住拓の自然乾燥が、近年では思いがけず、ウッドショック(世界的な木材不足による価格上昇)の対応にもつながっています。
詳しくはこちらをご覧ください。
【スタッフブログ】
ウッドショックとは?お家が建てられなくなるってホント??