
注文住宅
用語集
住宅性能表示制度
住宅性能表示制度(じゅうたくせいのうひょうじせいど)とは、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、住宅の性能を第三者が評価する制度です。
評価は、国土交通大臣の登録する登録住宅性能評価機関が行います。
設計段階の評価を受けることで設計住宅性能評価書が、工事中・工事完了の検査を受けることで建設住宅性能評価書が、それぞれ交付されます。
建設住宅性能評価書を取得すると、地震保険料の割引(最大50%)を受けられる・住宅ローン金利の優遇を受けられる・万が一のトラブル発生時に指定住宅紛争処理機関を利用できるなどのメリットがあります。
また、ご自分が建てる住まいの性能を「見える化」することは安心感につながり、売却時のアピールポイントにもなるでしょう。
評価するのは下記の10分野で、評価内容は原則として等級・数値で分かりやすく示されます。
1:構造の安定に関すること(耐震性・耐風性など)
2:火災時の安全に関すること(耐火性など)
3:劣化の軽減に関すること(構造部分の耐久性)
4:維持管理・更新への配慮に関すること(メンテナンスのしやすさなど)
5:温熱環境に関すること(省エネルギー対策)
6:空気環境に関すること(シックハウス対策)
7:光・視環境に関すること(採光)
8:音環境に関すること(遮音性)
9:高齢者等への配慮に関すること(バリアフリー対策)
10:防犯に関すること(侵入防止対策)